面白グッズをつくる


面白いものをつくりたいのだ!

20周年記念グッズとして僕たちの遊び心を形にしてみる

7月20日(金)ついに発売開始しました〜!ということで、今までかかっていたモザイクも外しましたので、よろしくお願いいたします。(文中にモザイクごめんないというようなことが書いてありますが、当初モザイクをかけていました)

アウベルクラフトは今年20周年記念を迎えました。じゃあこれを記念して何か記念になる商品を作ろうじゃないかということになりました。売れるかどうかよりも、何か遊び心たっぷりなものを作りたくなりました。

もともと僕たちが作るものは「こんなの売れるの?」と言われても、一切気にせずに作って世に出してきました。石窯キットを作ったときは、みんなにこんなの買う人いないよ。って言われました。でも売れるかどうかよりも、とにかく僕たちが面白いと思うから、きっとみんなも面白いということが分かってくれるはずだと思いました。

結果的に今一番の人気商品が石窯キットなんです。いいのです。誰が何と言おうと、僕たちは僕たちの作りたいモノを作り続けていくのです。

というわけで、今回はそんな遊び心最優先の商品を作り始めました。まだ試作段階ですので、もう少しして量産化の目途がたったら、このぼかしを取ってみなさんにお見せしますね。試作段階からの工程もぜひお見せしたいと思っていますよ。

現在の進行状況では4月の上旬にはお見せできると思います。そしてたぶん最初ロットは50セットの予定です。さらにそのうち限定20セットにシリアルナンバーを入れて発売する予定です。20周年記念ということで20セットです。僕たち自身が欲しいと思うので、あなたも欲しいと思ってくれるのでは……!?

柴田bros.らしい「遊び心」こそが一番重要だ

2012年2月4日。最初の閃きは突然やってきました。その完成型で僕(Marvel)が遊んでいる姿が見えたのです。と言ってもその完成型はとてもじゃないが格好いいとはいえない、でもとっても楽しいものでした。

次の日の朝、このイメージを兄Craftに伝えると、ピンときたようです。
「つまり○○○○○ムだな」
「うん、そんな感じかもね」

僕はぜひアウベルクラフトの20周年を記念する商品として、4月中には完成させたいのだけど、と兄に伝えました。

「よし作ろう!」スイッチが入りました。スイッチが入ると俄然力を発揮するCraft。まずは僕の閃いたイメージをもとにCraftがざっくりと簡単な模型を作り、これをもとにミーティングが始まりました。

ミーティングではどんな形がいいのか、大きさは、材質は、値段は、コンセプトはなど、ブレーンストーミングでアイディアを出し合います。それでおおよそ固まったアイディアを、今度はイメージを膨らませるために、写真を加工したりして何通りものイメージ画を作っていきます。

基本はアウベルクラフトの原点に返って、柴田bros.らしい「遊び心」を最も重視しながらも、ちゃんと機能するんだよ、ってものを作りたいと思いました。とにかく「面白いね」と思ってもらえないようなものは記念グッズにしたくなかったのです。さらにひと目見て、「ほし〜〜〜〜!」と思ってもられるものにしたいのです。

この最初の段階が一番大事なのですが、良い物ができる時は意外に早く決まるものなんですね。

イメージを具体的な形にしていく

さて、だいたいのイメージが固まったら、まずは模型作りです。

パソコンで最初のイメージ図を展開図にして、これをもとにボール紙に製図します。これは工作をやっているようで、とても楽しいんですね。組み立てて形にすると、頭でイメージしていたものとちょっと違うので、いくつか少しずつ形を変えて模型作りをします。

いくつかできあがった模型を並べて、みんなでブレストします。この段階で1つの形に絞っていくのです。

おし、これで行こう!

さあ、これがボール紙で作った試作品。やっと完成しました! いいでしょう?

今度はできあがった模型を使って、擬似的な実際の使用テストをしてみます。試作品ではなくこの模型段階でテストをすることで、ある程度の問題点が見えてくるのです。どんな商品でも実際にやってみないとわからないことがいろいろ出てくるんですよ。

この段階でクリアーできなくても、今後の試作でクリアーしていく問題もここでおさえておき、先に進みます。

試作段階で細かい部分の仕様を決めていく

次はアルミ板で試作品を作ります。

最終的には多分ステンレスを使うと思うのですが、試作段階では加工しやすいアルミ板を使って自作します。ボール紙のように簡単に加工できないし、ノリで貼ってできるわけではなく、ほぼ製品に近い形でパーツにわけ、ビスを使って組み立てていきます。

普通に見ると完成品と思ってしまうくらいの精度で作ります。素材が変わるとまた感じが変わってきますし、新たな問題点や新しい方法も見えてきます。

さあ、試作品の完成!

さあ、社内試作品ができましたと、どや顔のCraft。

さらにここからが細かい作業になります。組み立ての仕方はどうするのか。ネジはどういう物を使うか。特にここの部分はちょっと凝ってみたい。特殊なネジを探してみよう。組み立ててもらうために、工具を付けようか。ヒンジ部分はどういう風にすると使いやすいか。表面の仕上げはどうしようか。

一つ一つ細かい部分を考えながらも常にコスト計算をします。やっぱりトータルでこれくらいに抑えないといけないよね。とか意識しながら詰めていきます。

とにかく、いろいろ幅広く小さな一つ一つを積み上げていきながら、最終的な仕様を決めていくのです。

テスト〜評価〜テスト〜評価を繰り返す

テスト中です。

ちょっと見せられないのですが、実際の使用テスト中の様子です。

ボール紙と違ってこの段階でのテストはかなり本番に近いものなので、細かい部分のチェックをします。場合によっては測定器を使ってテストも行います。もちろんこれで作ったものが旨くできたかどうかの評価も重要です。

しかも、テストをしてみてわかった、びっくりするような良い結果もありました。あー、今この段階でお話しできないのが辛いです。

とにかく、本当にいいものができたなあと、僕たち自身もワクワクしているんですよ。

量産化の準備に入りました

さあ、試作品作りとテストが完了したので、製品化の準備に入ります。

今やってるのはより精度の高いパーツを作るために、5倍に拡大した図面をおこしているところです。なぜこんなことをやっているかというと、5倍に拡大した段階で数ミリの誤差が生じたとすると、実際の誤差は5分の1の誤差におさまるからです。

いろんなパーツを組み合わせて作るので、できるだけ誤差が小さくなるようにしないといけないからですね。(これは経験豊富な兄Craftのノウハウ)



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